「佐村河内守」の記事一覧

二極化する世界への違和感──『FAKE』森達也が“ゴーストライター”佐村河内守を撮ったワケ

<p> オウム真理教の信者を追ったドキュメンタリー映画『A』『A2』の森達也監督にとって15年ぶりとなる単独監督作『FAKE』が、6月4日から渋谷・ユーロスペースほか全国で順次公開される。</p>

<p> 今回は、あのゴーストライター騒動でおなじみの、元“現代のベートーベン”佐村河内守を追ったドキュメンタリー映画。</p>

<p> 騒動の大きさとともに、あまりにもうさんくさすぎるルックスのせいで「ミスター・ペテン師」として日本中に知られることとなった佐村河内氏を、森監督がどう料理するのか!? いろんな疑惑を暴いてくれるんじゃないか? ……と、公開前から期待が高まりまくっている『FAKE』だが、森監督のカメラに切り取られた佐村河内氏は、ワイドショーなどで繰り返し紹介されていた「ペテン師」キャラクターとはまた違った面を見せており、映画を見た人は良くも悪くも、佐村河内氏をちょっと好きになってしまうことだろう。<br />
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「私は無関係」!? BPO勧告にも頭を下げなかったTBS『アッコにおまかせ!』和田アキ子に非難の声

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TBS『アッコにおまかせ!』番組サイトより

 TBSは22日の『アッコにおまかせ!』の放送終了後、佐村河内守氏の作曲偽装問題をめぐり、放送倫理・番組向上機構(BPO)から勧告を受けたことを報告した。

 昨年3月9日放送分で、十分な根拠を示さぬまま「普通に会話が成立」などと揶揄するようなテロップを挿入したため、BPOの放送人権委員会は今月17日に「名誉を毀損する人権侵害があった」と、同局に再発防止を努めるよう勧告した。

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“断れない作曲家”新垣隆が振り返る「あの騒動」と、バラエティ番組に出まくるワケ

<p> 小保方晴子、号泣議員……と、メチャクチャ濃いお騒がせキャラクターが登場しまくっていた2014年。その中で、唯一の勝ち組ともいえるのが作曲家の新垣隆だ。</p>

<p> 耳が聞こえない作曲家ということで、「現代のベートーベン」なんて呼ばれていたあやしいおっさん・佐村河内守のゴーストライターを長年やっていたということを告白した結果、佐村河内さんのほうはすっかりメディアから消えてしまったのに対し、新垣さんはなぜか人気者となってしまい、バラエティ番組などに引っぱりだこという不思議な状況となっている。<br />
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復讐するは我にあり!? 佐村河内映画に本人が全面協力のワケとは――

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 佐村河内守氏のゴーストライター騒動が、ドキュメンタリーとして映画化されるという。監督はオウム真理教が題材の映画『A』で注目された森達也氏が務める。

 佐村河内氏は聴覚障害を乗り越え、ヒット曲を連発し『NHKスペシャル』で特集されるなど「現代のベートーベン」と称された。ところが、同氏のゴーストライターを長年務めてきた新垣隆氏が登場すると、世間の評価は一変。佐村河内氏には「ペテン師」のレッテルが貼られ、激しいバッシングにさらされた。

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“偽ベートーベン”佐村河内守氏が、和田アキ子に宣戦布告! その狙いとは──

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撮影=山本宏樹

 久しぶりにその名前を聞いた。耳がまったく聞こえない全聾(ろう)であることを偽っていた佐村河内守氏が、“芸能界の女番長”こと和田アキ子に牙をむいた。

「放送倫理・番組向上機構(BPO)」の放送人権委員会は22日、ゴーストライター騒動が発覚した佐村河内氏の謝罪会見を取り上げたTBS系情報バラエティ番組『アッコにおまかせ!』について、審理入りを決めたことを明らかにした。同氏が8月26日付で委員会に人権侵害を申し立てていた。

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