「日本テレビ」の記事一覧(12 / 25ページ)
2016年8月23日 [00芸能, NEWS, ジャニーズ, ベッキー, 手越祐也, 日本テレビ, 最新芸能ニュース]
8月27日に放送される、日本テレビ系の夏の恒例番組『24時間テレビ』。今年のメインパーソナリティは、7年ぶり2回目となるNEWSが務めるが、ジャニーズからのNG指令で、ベッキーの出演がなくなったという。日テレ関係者が明かす。
「実は、『世界の果てまでイッテQ!』で共演するNEWS・手越祐也と一緒にベッキーが復帰を果たす予定でした。ところが、ジャニーズサイドがこのプランを却下。ベッキーの出演は、ご破算になりました。というのも、ベッキーが『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に出演した際、藤島ジュリー景子副社長がそのことを知らされていなかったようで、『聞いてない!』『何、勝手なことしているの!』と激怒。『24時間テレビ』での手越との共演についても、『うちのタレントに悪いイメージがついたら、どうするの!』と言って、首を縦に振らなかった」
そんなベッキーは、「負の連鎖」を断ち切ろうと必死にもがいているようで、ある業界関係者はこう耳打ちする。
「なんでも、占星術にハマっているそうです。しかも、占い師に改名の相談をしているのだとか。本人は、ベッキーの『ベ』の字を『バ行』のほかの文字にするか、本名の『レベッカ』にするかで悩んでいるといいます」
とりあえず、「ボッキー」にだけはならないことを祈るばかりだ。
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2016年8月12日 [00芸能, 011テレビ, アニメ, ジブリ, 日本テレビ, 映画, 最新芸能ニュース]
『もののけ姫』(ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社)
8月5日の『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)において『もののけ姫』が放送され、15.1%の高視聴率(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録し話題となっている。
『もののけ姫』は1997年に公開されたスタジオジプリ制作の長編アニメーション作品。テレビでは99年に初オンエアされ、視聴率は35.1%という数字を叩きだした。以降、ほぼ1~2年に1度のペースで放送され、いずれも高視聴率を記録している。
「今回は9回目のオンエアとなりましたが、それでも視聴率15%をキープできるのは“お化けコンテンツ”といえるでしょう。『金曜ロードSHOW!』でも別の作品が10%前後にとどまっているのに対し、ジブリ作品は群を抜いています。もともと、ファン層が広いことに加え、子どもを中心に新たな視聴者を獲得していることも考えられます」(業界関係者)
『もののけ姫』以外にも『金曜ロードSHOW!』ではスタジオジブリ作品がたびたびオンエアされてきた。『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『風の谷のナウシカ』といったキラーコンテンツに対抗しなければいけない裏番組は必死だ。中にはユニークな手段に打って出る番組もあった。
「2002年1月に放送された仲間由紀恵主演で知られる『TRICK2』(テレビ朝日系)ですね。裏で『風の谷のナウシカ』が放送されていたんですが、子どもの習字の題目に“なんどめだナウシカ”と書かせる場面が登場しました。ユーモア精神にあふれていますが、これは裏番組に関わるすべての人の本音ではあるでしょう」(同)
同じコンテンツを繰り返し放送する例は『金曜ロードSHOW!』に限らず、TBSが人気ドラマシリーズ『池袋ウエストゲートパーク』を深夜に再放送したことを皮切りに、各局で見られ今や定番となっている。
つまらない新番組より、既存の人気コンテンツの再放送という流れは今後も増えていきそうだ。
(文=平田宏利)
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2016年8月12日 [00芸能, EXILE, フジテレビ, 日本テレビ, 最新芸能ニュース]
<p> フジテレビ主催の夏イベント『お台場みんなの夢大陸2016』(開催中)の目玉である「居酒屋えぐざいるPARK」が「ガラガラ」と話題だ。</p>
<p>「居酒屋えぐざいる」は、人気グループ・EXILEが夏季限定で開催する外食屋台イベント。2009年にバラエティ番組『EXILE GENERATION』(日本テレビ系)で「居酒屋えぐざいる」というコーナーが始まったのをきっかけにお台場でスタートし、12年に『お台場合衆国』のサテライト会場に移行。13年以降は「居酒屋えぐざいるPARK」に名前を変え、毎年、フジ主催のイベント内で行われている。<br />
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2016年8月9日 [00芸能, 012ドラマ, AKB48, アイドル, ドラマ, 日本テレビ, 時をかける少女, 最新芸能ニュース, 黒島結菜]
日本テレビ系『時をかける少女』番組サイトより
爆死を連発した黒島結菜主演の日本テレビ系連続ドラマ『時をかける少女』(土曜午後9時~)が8月6日、最終回を迎えた。
初回は9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でスタートした同ドラマだが、第2話で6.6%と急降下。第3話では4.6%まで落ち込み、ゴールデン帯では禁断の“5%割れ”を記録。第4話は5.1%と、やや持ち直していたが、最終回では6.6%まで引き上げ、“有終の美”とまではいかないが、なんとか格好はつけた。
これで全5話の平均は6.7%となり、ここ3年の日テレ「土9」ドラマでは、今年4月期『お迎えデス。』(福士蒼汰主演)の7.9%、昨年7月期『ど根性ガエル』(松山ケンイチ主演)の8.0%、2013年10月期『東京バンドワゴン 下町大家族物語』(亀梨和也主演)の7.1%を下回って、ワーストだった。
最終回の冒頭では、“視聴率稼ぎ”のため、AKB48が主題歌「LOVE TRIP」をさいたまスーパーアリーナからライブで歌うという前代未聞の演出があった。あからさまな数字欲しさの対応に、ドラマ自体のファンからは大ブーイングが巻き起こったようだが、視聴率は前週より1.5ポイント上がり、一定の効果があったことは否定できない。
『時をかける少女』は1983年に原田知世主演で映画化され、空前の大ヒットとなった名作。その後、主役を変えて、幾度も映画化、ドラマ化(スペシャルのみ)されてきた。今回のリメイクドラマは原作や原田主演映画と比べると、ストーリーや設定に相違点もあり、物議を醸した。最初の映像化から33年の月日がたっているとあって、現代風にアレンジする必要性もあったのだろう。ただ、第4話までは、軽い印象が否めなかったが、最終回は重厚なつくりになっていたのが救いだ。
視聴率的には苦戦したが、メーンキャストが黒島、Sexy Zone・菊池風磨、竹内涼真、吉本実憂、古畑星夏らの若手ばかりとあって、日テレ側もある程度は想定内だったはず。主役の黒島も、準主役の菊池も、まだまだこれからだけに、それほど大きな傷はつかないだろう。ゴールデン帯で貴重な経験が積めたことを、今後の糧にしてほしいものだ。
(文=森田英雄)
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2016年8月8日 [00芸能, ドラマ, 唐沢寿明, 日本テレビ, 映画, 最新芸能ニュース, 窪田正孝]
日本テレビ系『THE LAST COP』番組サイトより
「唐沢さんは『この作品を息の長い作品にしたい!』と意気込んでいましたよ。『アクションは、俺の原点だから』としみじみ話していたのも印象的でしたね」(日本テレビ関係者)
唐沢寿明が主演を務める日テレ×Hulu共同製作ドラマ『THE LAST COP』が、10月より“土9”枠でスタートする。
「この作品は、30年前に捜査中の事故により昏睡状態となった熱血刑事が突如復活し、現代の草食系刑事と共に事件を解決していくアクションコメディーです。ドイツのドラマが原作で、フランスでもリメーク版が制作されるなど、海外でも人気の高い作品です」(海外ドラマ評論家)
日本では15年6月に同局でスペシャルドラマとして放送され、平均視聴率12.9%(視聴率はビデオリサーチ調べ/関東地区)をマーク。その後、Huluで6週連続ドラマとして配信され、人気を博した。
「それで、日テレはこの作品の長期化計画を立てたんです。まず、10月クールで連ドラを10本、その後Huluで3本、そして2時間のスペシャルドラマを地上波かHuluでやります。最後は映画で締めるというものです。かなり長い撮影になるので、唐沢さんは今から体を鍛えに入ってるそうですよ。連ドラの主演は『ナポレオンの村』(TBS系)が大コケして、映画でも『杉原千畝 スギハラチウネ』が惨敗しましたからね。この作品に賭ける思いは、相当強いと思いますよ」(芸能事務所関係者)
唐沢の新たな代表作となるか――。
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2016年8月5日 [00芸能, 12 AKB48, AKB48, AKB48総合, ドラマ, 日本テレビ, 時をかける少女, 最新芸能ニュース]
撮影=岡崎隆生
黒島結菜主演『時をかける少女』(日本テレビ系)の的外れな演出に、ドラマファンから溜め息が漏れている。
同作は、これまで何度も映像化されてきた筒井康隆の青春SF小説の金字塔『時をかける少女』を、現代風にアレンジ。初回の平均視聴率は9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)とまずまずだったものの、第2話で6.6%に急落。第3話はさらに4.6%まで落ち込み、“視聴者離れ”が目立つ推移を見せている。
「原作や、原田知世主演の映画版の空気感を求めた層が、『思ってたのと違う』と見るのをやめてしまった模様。しかし、青春ドラマとしては出来がよく、ドラマファンからの評価も高い。メインキャストの知名度は低めですが、日テレがうまく宣伝できていたら、もっと数字は取れたかも」(テレビ誌記者)
同作は当初から全5話であることが告知されており、6日に最終回を迎える。しかし、ここで日テレが仕掛けた“話題作り”が、物議を醸している。
「最終回のオープニングにAKB48が登場し、生放送で主題歌『LOVE TRIP』を披露するといいます。しかし、そもそもAKBが主題歌を担当することに関して、『“時かけ”が安っぽくなるからやめてくれ』『ドラマと主題歌の雰囲気が合ってない』『加藤シゲアキが出てるからエンディングがNEWSなのはわかるけど、なんで主題歌がAKB48なの?』と疑問の声が上がっていた。そんなドラマファンの声を無視してまでAKB48を登場させるのですから、効果がなかったら格好がつきません」(同)
AKB48の投入で、視聴率アップを狙う日テレ。有終の美を飾ることは叶うだろうか?
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2016年8月2日 [00芸能, 011テレビ, 事件, 日本テレビ, 最新芸能ニュース, 犯罪]
「少し前から業界内でウワサになっていたのですが、日テレ内で内部犯行による窃盗事件があったって話です。それもあってか、最近は入館のセキュリティーが相当強化されているんです」(芸能事務所関係者)
視聴率では、目下敵なしという状態の日本テレビ。その社内で、窃盗事件が何件も発生しているという。
「社内の窃盗は、確かにウワサになっていますね。盗まれたのは、音楽プレイヤーやPC、かばんなどだって話です。基本的にデスクにずっといることはないですし、まさか社内で窃盗があるとも思わないから、音楽プレイヤーなどをカバンの中に置いたままにしてる人は結構多いんです。被害者は1人や2人じゃないみたいですよ」(日本テレビ関係者)
日テレのセキュリティーに関しては、以前から手薄さが心配されていたという。あるマネジャーが番組担当者との打ち合わせのため、汐留にある日本テレビを訪れると、これまでは入館手続きさえ済ませば、その担当者本人が不在でも入れたというが……。
「番組担当から『台本を机の上に置いておいたから、取って帰って』などと言われたりすることはよくあったんですが、最近は受付から回した内線に、部署の誰かが出ないと、入館することができなくなったんです。受付に担当者から電話をしてもらっても、『その部署に人がいないとダメ』の一点張りでした。内部犯行が疑われているのは、やはり視聴率が好調だといっても、すべての番組がいいわけではないですからね。数字の悪い部署の人間が、いい部署の足を引っ張ろうと犯行に及んでいるんじゃないかって、もっぱらですよ」(同)
真相はいまだ解明されていないというが、視聴率好調の裏には、うかがい知ることができない深い闇がありそうだ。
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2016年8月2日 [00芸能, 09【連載-芸能界・古今・裏・レポート】, 三遊亭円楽, 日本テレビ, 最新芸能ニュース, 本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」, 林家三平, 笑点, 落語]
林家三平公式サイトより
『笑点』(日本テレビ系)での、桂歌丸に代わる6代目司会騒動がきっかけで落語会への注目度が高まっているが、その裏では『笑点』のレギュラーの座を狙って、一門間の足の引っ張り合いが続いているという。『笑点』の大喜利メンバーに新加入後、テレビ出演をはじめ、仕事が増えているという林家三平に対して、大先輩の三遊亭円楽をはじめとした円楽一門が「つぶしにかかっている」という情報が流れているのだ。
三平は『笑点』のレギュラー決定後、同局の『火曜サプライズ』『シューイチ』に出演する傍ら、TBS系の『ぴったんこカン★カン』、NHKの『あさイチ』にも出演。今後も『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)をはじめ、バラエティや情報番組出演のオファーが殺到している。『笑点』のおかげで、プチブレーク中なのだ。番組制作会社のプロデューサーによると「兄の林家正蔵と同じく、三平は落語はヘタですが、父親の初代三平の血を引いていて、空気を読むのがうまい。バラエティ向きなんです。『笑点』のレギュラーになって、知名度も上がった。オファーが殺到するのは当然ですよ」という。
裏では、三平の妻で元女優の国分佐智子のコネで芸能界の重鎮を動かし、日テレの上層部に圧力をかけたという情報もあるが、『笑点』のレギュラーになったことで、林家一門の落語会や地方公演のチケットは飛ぶように売れ、一門は潤っているという。さらに、日テレサイドは『24時間テレビ』のマラソンランナーに林家たい平を指名。日テレは、完全に林家一門に傾いてしまった。
この状況に激怒したのは、『笑点』司会の座を手中にできず、大喜利メンバーの後釜にも一門を押し込めなかった円楽だという。三平の加入決定後、円楽は大喜利メンバーである同門の好楽と共に「しばらく『笑点』を休みたい」と、番組スタッフに申し出たという。2人に同時に休まれたのでは、番組は成立しない。要するに円楽は、番組内での自らの発言権を高めようと、クーデターを起こそうとしたのだ。ところが、円楽は“不倫騒動”で自らの尻に火がついて、それどころではなくなり、クーデターは失敗に終わった。しかし、三平を快く思っていないことには変わりはない。
その三平だが、『笑点』の収録では真っ先に手を挙げて回答するも、ちっとも面白くない。以前からビートたけしも指摘するように、大喜利の答えは何人もの放送作家が作っていて、落語家自身のアドリブはほとんどない。しかし、三平は台本通りの回答に自らのアドリブも乗せて、さらにすべっていることが多く、結果的に放送時にはカットされ、出番が少なくなっているという。そんな三平に対して、円楽は「落語がヘタな上に、大喜利でも使いものにならない」と徹底的にいじって自信をなくさせ、つぶしにかかる“戦略”を取り始めているというのだ。
自らのプライドと一門の存続をかけて、足の引っ張り合いが続く『笑点』の舞台裏。落語界も、現実は笑えない世界ということだ。
(文=本多圭)
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2016年7月31日 [00芸能, 011テレビ, NEWS ZERO, NEWS23, TBS, 小正裕佳子, 日本テレビ, 最新芸能ニュース, 雨宮塔子]
『それからのパリ (祥伝社黄金文庫)』(祥伝社)
午後11時台の視聴率戦争で、日本テレビ系『NEWS ZERO』の後塵を拝するTBS系『NEWS23』が起死回生を図るべく、新MCに元TBSの雨宮塔子アナを投入、7月25日より、新体制での放送が始まった。同日の『NEWS23』視聴率は5.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、前4週の平均4.9%をわずかながら上回り、多少なりとも“雨宮効果”が垣間見えた。
雨宮アナは1993年にTBSに入社。『どうぶつ奇想天外!』『チューボーですよ!』などのバラエティ番組を担当して人気を博し、瞬く間に同局のエース的存在となった。99年に同局を退社し、フランス語、西洋美術史を学ぶために渡仏。2002年12月に人気パティシエの青木定治氏と結婚し、1男1女をもうけたが、15年3月に離婚が成立。その後もフランスでの生活を続けていた。
同局では、今春の『NEWS23』大刷新にあたり、早くから雨宮アナにオファーを掛けていたが、ようやく「生活環境が整った」として、改編期でもない7月下旬から異例の登板となったのだ。雨宮アナがレギュラー番組を持つのは局アナ時代以来、17年ぶり。しかも、報道番組をまともに担当したことがないだけに、不安要素もあった。
ところが、いざ放送が始まってみると、長いブランクがあったわりには、意外にも、そこそこのアナウンス力を発揮。周囲の不安を一掃している。45歳といえども、その美貌は健在で、中高年の男性視聴者からは一定の支持を得られそうだ。
とはいえ、最初は“ご祝儀”で普段より視聴率が上がるのはよく知られたこと。問題はここからだ。ライバル番組『ZERO』には、今春から元NHK新潟放送局で「2003年ミス東大」の小正裕佳子アナがサブキャスターとして加わった。全国的な知名度に欠ける小正アナだが、精力的に現場取材に赴くフットワークのよさが売り。地味さが難点ではあるが、とても33歳には見えないキュートなルックスで、男性視聴者からの人気が上昇中だ。
番組内容もさることながら、今後、『NEWS23』と『ZERO』との視聴率戦争は、雨宮アナと小正アナとの“女のバトル”の側面を持つことになりそうだ。TBSとしては、巻き返しを図れないとなると、雨宮アナ起用の意味自体が問われることになる。雨宮アナは、果たしてTBSの救世主となれるだろうか?
(文=森田英雄)
「“午後11時台の女のバトル”制するのはどっち? 雨宮塔子vs小正裕佳子がついに開戦!」の続きを読む
2016年7月26日 [00芸能, 012ドラマ, Sexy Zone, ジャニーズ, ドラマ, 日本テレビ, 時をかける少女, 最新芸能ニュース, 竹内涼真, 菊池風磨, 黒島結菜]
日本テレビ系『時をかける少女』番組サイトより
黒島結菜主演『時をかける少女』(日本テレビ系/土曜午後9時~)第3話が7月23日に放送され、視聴率は4.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、禁断の「5%割れ」となる大爆死になってしまった。日テレの「土9」ドラマで、視聴率が5%を切るのは異例中の異例だ。
裏では、フジテレビ系『FNS27時間テレビフェスティバル!』が同日午後9時~11時までの枠で13.3%の番組最高視聴率をマーク。その影響も多少はあったかもしれないが、同枠ドラマでこの低視聴率には絶句する。
初回は9.4%で許容できる範囲だったが、第2話では6.6%と急降下。第3話では初回の半分以下の視聴率まで落ち込み、早々に多くの視聴者が“脱落”したと思われる。
『時をかける少女』は、1983年に原田知世主演で映画化され、空前の大ヒットとなった日本映画史に残る名作。その後、主役を変えて、幾度も映画化、ドラマ化(スペシャルのみ)されてきたが、さすがに初の実写化から33年の月日がたっているとあって、若年層にはそれほど引きはがない。
キャストは主役が、まだ“若手女優”にすぎない黒島、準主役もSexy Zone・菊池風磨と少々弱い。そのほか、竹内涼真、吉本実憂、古畑星夏、八木莉可子、三浦透子らが出演しているが、中高年視聴者になじみのある役者は高畑淳子、高橋克実くらいのもの。青春ドラマで、かつキャストがこのメンツでは、中高年層が見続けるのは、かなりつらいだろう。また、かつての『時をかける少女』を知らない若年層も、見ているのは出演者のファンだけといってもよさそう。
ただ、日テレ側も、名作のリメイクだけに、さすがにここまでひどいとは思わなかっただろうが、はなから視聴者層が狭すぎるこのキャストでは、ある程度の“低視聴率”は想定内だったはずだ。
「『時をかける少女』は連ドラといっても、異例の全5話の予定。つまり、8月6日には早くも最終回を迎えます。その理由は、表向きはリオ五輪、『24時間テレビ』があるため、としているようですが、この編成だと9月は空白となり、特番ばかり続くことになります。リオ五輪などがあるにせよ、高視聴率が期待できるドラマなら、全8~9話で制作したはずです。『期待できないから、全5話にした』と言われても否定できないでしょう。無理に連ドラにしなくても、1話か2話のスペシャルにしたほうがよかったのでは?」(テレビ制作関係者)
黒島は人気上昇中の若手女優のひとりであるが、プライム帯の民放連ドラの主役を張るには時期尚早。残り2話(予定)の視聴率も、正直期待できそうにない。現時点に黒島の立ち位置なら、低視聴率でも大きなダメージはないだろうが、土曜ドラマ枠でこれ以上の下落はなんとか食い止めたいところだろう。
(文=森田英雄)
「視聴者層狭すぎ! 黒島結菜主演『時をかける少女』が大爆死も、当然の結果か……」の続きを読む