「012ドラマ」の記事一覧(21 / 58ページ)

織田裕二の奇怪なキャラはとりあえず置いといて……『IQ246』推理劇としての“爽快感のなさ”

<p> 予告編公開のころから、よくも悪くも「なんだこの織田裕二は!?」と話題を呼んでいた日曜劇場『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)がスタートしました。初回視聴率は13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好発進です。</p>

<p> 織田さん演じる主人公の名前は法門寺沙羅駆(ほうもんじ・しゃらく)、シャラク・ホーモンジ、シャーロック・ホームズですね。相棒の土屋太鳳さんが和藤奏子(わとう・そうこ)、つまりワトソンくんですから、このドラマが目指すところは非常にわかりやすいです。事件があって、犯人は視聴者に提示されていて、頭の切れる主人公が謎を解いて犯人を追いつめる。そういう話です。オープニング映像も、どことなく同じホームズリスペクト作品『古畑任</p>

『相棒15』初回視聴率は歴代ワースト3位の“最悪スタート”で、早くも反町隆史降板説ちらつく

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テレビ朝日系『相棒15』番組サイトより

 テレビ朝日系の鉄板ドラマ『相棒season15』の初回2時間スペシャルが10月12日に放送され、視聴率は15.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、いまひとつだった。

 15%を超えたことに、多くのメディアは“好発進”と報じているが、実際のところ『相棒』シリーズとしては最悪のスタート。“4代目相棒”冠城亘(かぶらぎ・わたる=反町隆史)のデビューとなった前作『season14』(2015年10月~16年3月)は初回18.4%だったため、2.9ポイントもの大幅ダウン。しかも、『season5』(06年10月~07年3月)と並んで、10年ぶりにシリーズ歴代ワースト3位となる低水準だ。

 前シーズンで冠城は、法務省のキャリア官僚で警視庁へ出向してきた形だったが、最終回で同省をクビになり、警察学校からやり直すことになる。今シーズンの初回では、研修を終え、警視庁の一員になったものの、配属先は捜査と無縁の総務部広報課。同課の課長・社美彌子(仲間由紀恵)の下で働くことになるが、杉下右京(水谷豊)のいる特命係に、どのように復帰するかが見どころだった。

 前シーズンは全話平均15.3%と歴代ワースト5位の低視聴率に終わってしまい、反町の早期降板説も飛び交う中で迎えた今シーズンだが、2シーズンぶりの出演となった仲間も、起爆剤になったとは言いがたい状況だ。

 前作は初回の18.4%が最高で、以後、グングン下がり続け、よもやの12%台も3度記録するなど、『相棒』らしくない視聴率を記録した。かろうじて全話平均視聴率は15%超えしたが、今シーズンも不振が続くようなら、反町はわずか2シーズンで降板する可能性が高くなりそうだ。
(文=田中七男)

ついに本妻が登場! 視聴率微減の日テレ『黒い十人の女』を覆う“腹黒さ”

<p> 日本テレビ系『黒い十人の女』13日深夜放送の視聴率は、3.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。前話から微々たる低下ですが、このくらいは許容範囲内といえるのではないでしょうか。物語が動き出す4話以降の視聴率が、重要になりそうです。</p>

<p> 今回は、弥上美羽(佐藤仁美)が風松吉(船越英一郎)の本妻になるべく、動き出す回でした。本妻の風睦(若村麻由美)を含むほかの9人の女を蹴落とすために、弥上は相葉志乃(トリンドル玲奈)に好意を寄せる男性に、相葉と松吉の関係を密告したりと画策します。</p>

<p> さらに弥上は、睦と松吉を離婚させるため、神田久未(成海璃子)を連れて睦の経営するレストランへ。弥上は、自分自身と神田が松吉の愛人であること、そして松吉には9人の愛人がいることを告げますが、なんと睦はその存在を知っていました。しかも、中には友人のような付き合いのある愛人もいるとのこと。普通だったら修羅場ですが、そうではない睦がこのドラマでは一番恐ろしい存在かのかもしれません。</p>

天海祐希の黒歴史に!? フジテレビ『Chef~三ツ星の給食~』の乱暴すぎる脚本に、視聴者興醒め

<p> 13日に初回が放送された天海祐希主演ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系)の乱暴すぎる脚本に、視聴者が興醒めしている。</p>

<p> 同作は、前クールで期間平均視聴率7.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と振るわなかった松嶋菜々子主演『営業部長 吉良奈津子』と同じ「木曜劇場」枠で放送。世界中から注目される三ツ星レストランの天才女性シェフ・星野光子(天海)が、小学校の給食を作るというストーリー。天海にとって、フジテレビの連ドラは4年ぶりとなる。</p>

<p> 初回では、三ツ星フレンチレストランの総料理長だった星野が、オーナー(小泉孝太郎)に仕掛けられた食中毒騒ぎをきっかけに退職。テレビプロデューサー(友近)の紹介で、小</p>

石原さとみ『地味にスゴイ』強引な“校閲ゴリ押し”展開で2ケタキープも、衣装アピール映像にイラッ!

<p> 初回では、学●員・石原さとみの「大作」連呼にモヤモヤさせられた『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)ですが(初回レビューは<a href=”http://www.cyzo.com/2016/10/post_29855_entry.html”target=”_blank”><u>こちら</u></a>)、12日放送の第2話も平均視聴率11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、前回に続き2ケタをキープ。今のテレビ界は2ケタ到達がひとつの目標となっていますから、間違いなく好調といえそうです。</p>

<p> そういえば、編集者役の青木崇高が、6月に結婚した妻・優香とのツーショットをフライデーされましたね。おっしゃれ~な自転車で出かける幸せそうな</p>

フジ『レディ・ダ・ヴィンチの診断』は「タイトル負け」!? 吉田羊の“手術をしない天才外科医”はパクリか

<p> 吉田羊の民放初主演となる連続ドラマ『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(フジテレビ系)が11日にスタート。「タイトル負け」との指摘が相次ぎ、早くも暗雲が立ち込めている。</p>

<p> 同作は、「チーム・バチスタ」シリーズのスタッフが手掛けるオリジナル医療ミステリー。医師が解明できなかった病の原因を特定・究明する“解析診断部”を舞台に、吉田、伊藤蘭、相武紗季、吉岡里帆、白鳥久美子(たんぽぽ)、滝沢沙織、笛木優子演じる7人の女性医師が奮闘する。</p>

<p> 初回では、橘志帆(吉田)が勤務初日に、吐血した幼稚園児と遭</p>

TBS日曜劇場『IQ246』織田裕二の演技に『相棒』パクリ疑惑! 「完全に右京さん」指摘殺到で暗雲

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TBS『IQ246~華麗なる事件簿~』公式サイトより

 16日スタートの連続ドラマ『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)で主演を務める織田裕二の演技に、“パクリ疑惑”が浮上している。

「日曜劇場」枠で放送される同作は、織田演じるIQ246の貴族の末裔・法門寺沙羅駆(ほうもんじ・しゃらく)が、難事件を解決するオリジナル脚本のミステリー。「ああ、暇だ暇だ。どこかに私が解くに値する事件はないものか」が口癖の沙羅駆が、自らが解くに値する“美しい事件”を求めてさすらうのだという。

 織田にとっては、フジテレビ系『Oh,My Dad!!』以来、3年以上ぶりとなる民放連ドラ主演。バラエティ番組に極力出ないことで知られる織田だが、8日に生出演した『オールスター感謝祭』(TBS系)では、前のめりでドラマをアピールしていた。

「脇には、土屋太鳳、ディーン・フジオカ、中谷美紀といった主役級がズラリ。人気の低迷が叫ばれて久しい織田ですが、『日曜劇場』枠で派手にコケたら“オワコン”とも言われかねない。近年、代表作に乏しい織田だけに、ここはなんとしてでもヒットさせたいところ」(テレビ誌ライター)

 しかし、予告映像などで見られる、主人公の独特なしゃべり方に対し、ドラマファンから『相棒』(テレビ朝日系)シリーズの水谷豊演じる杉下右京に「そっくり」との指摘が殺到。ネット上では、「完全に右京さん」「右京の二番煎じじゃん」「織田裕二が右京さんのモノマネしてる」といった声が相次いでいる。

「織田はおそらく、アガサ・クリスティ原作の海外ドラマ『名探偵ポワロ』の主人公“エルキュール・ポアロ”をマネているのでしょう。吹き替え版で声優を務めた故・熊倉一雄氏のしゃべり方にそっくりですから。ちなみに、右京の造形にもポアロが大きく影響していますから、2人のしゃべり方が似てしまったのは必然とも。しかし、10月からは『相棒15』もスタートしますから、『相棒のパクリ』と織田を揶揄する声は、今後さらに大きくなりそう。これが視聴率に影響しなければいいですが……」(同)

 放送前から不穏な空気が漂う『IQ246』。ネチネチとしたしゃべり方で事件を解決する沙羅駆は、織田のはまり役となるだろうか?

視聴率なんとか20%台キープの朝ドラ『べっぴんさん』 まさかのシャーロット投入は起爆剤になるか?

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NHK『べっぴんさん』番組サイトより

 NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(芳根京子主演/月~土曜午前8時~)が10月3日にスタートした。初回視聴率は21.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、前作『とと姉ちゃん』(高畑充希主演)の22.6%こそ下回ったものの、2015年後期『あさが来た』(波瑠主演)、同前期『まれ』(土屋太鳳主演)の21.2%を上回る好発進となった。

 その後、第2話(4日)=20.5%、第3話(5日)=20.4%、第4話(6日)=20.2%と推移し、なんとか20%の大台をキープしている。視聴者も第1週は“様子見”の感が強く、第2週からが本当の勝負といえそうだ。

『べっぴんさん』は、繊維会社を経営する父・坂東五十八(生瀬勝久)、母・はな(菅野美穂)の間に生まれた主人公・すみれ(芳根)が、戦後の焼け跡の中、娘や女性のために子ども服づくりにまい進する姿を描いた作品。モデルとなっているのは、アパレルメーカー「ファミリア」創業者のひとりである坂野惇子氏。

 その同ドラマに、早くも大物(?)の追加キャストが投入されることが明らかになった。その大物とは、14年後期『マッサン』でヒロインを務めたシャーロット・ケイト・フォックスで、20日の放送回より登場するという。演じるのは、進駐軍の通訳の妻エイミー・マクレガー役。

 日本デビュー作となった『マッサン』でブレークしたシャーロットは、その後、テレビ朝日系のスペシャルドラマ『名探偵キャサリン』シリーズ、舞台『CHICAGO』で主役を務め、映画『高台家の人々』にも出演した。今年4月期には芦田愛菜とのW主演で、フジテレビ系連続ドラマ『OUR HOUSE』に出演したが、全話平均視聴率は4.5%の大爆死で、「シャーロットは終わった」との声も上がっているが、果たして『べっぴんさん』では、起爆剤になるのだろうか?

「朝ドラのヒロインがわずか2年で、朝ドラに戻ってくるのは異例です。確かにシャーロットは、『名探偵キャサリン』第2弾(今年3月20日放送=7.4%)や『OUR HOUSE』での爆死ぶりを見る限り、“賞味期限切れ”は否めないところです。ただ、民放ドラマと朝ドラの視聴者層には違いがあり、朝ドラそのもののファンも多いので、その層にはシャーロット投入の効果も、ある程度は期待できるのではないでしょうか?」(テレビライター)

 すっかり、「もはや需要なし」との印象が拭えなくなったシャーロットだが、『べっぴんさん』を再浮上のきっかけにしたいところだろう。
(文=田中七男)

女優・松下奈緒はもう終わってしまったのか? 主演ドラマが3作連続爆死で……

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TBSテレビ『湊かなえ×TBS ドラマ特別企画 往復書簡~十五年後の補習』公式サイトより

 松下奈緒主演で、ミステリー界屈指のヒットメーカー・湊かなえ氏とTBSがタッグを込んだスペシャルドラマ『往復書簡~十五年後の補習』が9月30日に放送され、平均視聴率は7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。裏の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」では、地上波初放送となった桐谷美玲主演『ヒロイン失格』が8.3%と低調だったが、これにも及ばなかった。

 湊氏の作品はこれまで、『夜行観覧車』『Nのために』(同)などがドラマ化され好評を得ていたが、今回の『十五年後の補習』は惨敗してしまった。

 今年に入って、松下はNHK特集ドラマ『恋の三陸 列車コンで行こう!』で主演したが、平均視聴率は初回=2.7%、第2話=3.2%、第3話(最終回)=3.5%と、惨たんたる数字に終わった。

 4月期には、自慢のトレードマークであったロングヘアーをバッサリ切り、初のコミカルなキャラに挑んだ『早子先生、結婚するって本当ですか?』(フジテレビ系)で、14年10月期『ディア・シスター』(同)以来、1年半ぶりの連ドラ主演に臨んだが、平均視聴率は5.6%と、よもやの大爆死となってしまった。

 そして、今回の『十五年後の補習』も低視聴率に終わってしまい、“主役”としての立場に疑問符が付くこととなった。

 その一方、いずれもヒロインを務めたスペシャルドラマ『坊っちゃん』(同)は10.4%、『天才バカボン~家族の絆』(日本テレビ系)は12.2%と高視聴率を記録し、松下の演技も好評だった。

 もともと、「数字を持っている」とは言いがたかった松下だけに、そろそろ主役にこだわらず、脇で光る女優に方向転換したほうが賢明かもしれない。
(文=田中七男)

MEGUMIの演技が絶妙に“ウザい”! 日テレ『黒い十人の女』は2話からエロすぎ!?

<p> 先月29日から始まり、秋クール新ドラマの中で一足早いスタートとなった、日本テレビ系『黒い十人の女』。6日放送の第2話の視聴率は、3.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と微増。順調に視聴率を伸ばしています。</p>

<p> さて、前回は不倫女性のうち3名が顔を合わせた回でした。主人公で、テレビプロデューサー・風松吉(船越英一郎)との不倫に後ろめたさを感じる、テレビ局の受付嬢・神田久未(成海璃子)、売れない舞台女優の如野佳代(水野美紀)、AP(アシスタントプロデューサー)として松吉と組む弥上美羽(佐藤仁美)の3人は、松吉に9人の不倫相手がいることを共有します。<br />
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