「04スポーツ」の記事一覧(7 / 30ページ)
2016年11月1日 [04スポーツ, プロ野球, 日本ハムファイターズ, 最新芸能ニュース, 野球]
北海道日本ハムファイターズ公式サイトより
プロ野球日本シリーズは、北海道日本ハムファイターズが4勝2敗で、広島東洋カープを下し、10年ぶり3度目の日本一に輝いた。
正直カード的に地味ということで、本拠地の札幌、広島地区は別として、放送するテレビ局側で不安視されていたのが関東地区での視聴率だ。“巨人抜き”の日本シリーズでは、関東地区で数字が取れないのが定説となっているからだ。
現実として、福岡ソフトバンクホークス対東京ヤクルトスワローズの一戦となった昨年の視聴率は、第1戦=9.3%(ビデオリサーチ調べ、特記なきもの以外は関東地区/以下同)、第2戦=7.3%、第3戦=9.4%、第4戦=12.5%、第5戦=12.3%と低調。
ソフトバンク対阪神タイガースのカードだった2014年も、第1戦=11.8%、第2戦=10.2%、第3戦=8.3%、第4戦=8.4%、第5戦=10.3%と低視聴率続きだった。
今年は黒田博樹投手(広島)の引退登板、人気者の大谷翔平投手(日本ハム)の出場効果があったようで、大谷が先発した第1戦(TBS系)は18.5%の高視聴率をマーク。第2戦(フジテレビ系)は13.8%と落としたが、黒田が先発した第3戦(テレビ朝日系)は17.5%まで上げた。その後も、第4戦(TBS系)は15.9%、第5戦(テレビ朝日系)は17.4%と好調をキープ。2勝2敗で日本ハムが日本一に王手をかけ臨んだ第6戦(日本テレビ系)は、黒田の登板も、大谷の出場もなかったにもかかわらず、25.1%まで跳ね上がった。地元の広島地区では、53.8%、53.8%、59.6%、48.6%、44.4%、54.9%。札幌地区では、40.4%、33.2%、37.7%、35.1%、34.8%、50.8%と、共に驚異的な視聴率を記録した。
日本シリーズの関東地区での視聴率が20%の大台を超えたのは、13年の東北楽天ゴールデンイーグルス対読売ジャイアンツ戦以来、3年ぶり。この年は、翌年1月にMLBのニューヨーク・ヤンキースに移籍した田中将大投手(楽天)が大車輪の活躍を見せ、22.5%、20.3%、16.3%、20.3%、23.6%、28.4%、27.8%と高い視聴率を残していた。
「近年では巨人の公式戦視聴率が2ケタにすら乗らない状況ですが、決して野球人気そのものが下降したわけではないでしょう。野球中継自体が、BS、CS中心になったため、熱心なファンはそちらにスライドしただけです。今回の日本シリーズは引退する黒田のラスト登板や、大谷の出場という見どころがあり、どの試合も接戦となったことが、視聴者の関心を集めたものと思われます。第6戦の25.1%は快挙というしかないですが、『フィギュアグランプリシリーズ2016 カナダ大会』(テレビ朝日系)以外に強力な裏番組がなかった点も功を奏したものと思われます。ただ、今年は特殊な例で、来年以降は例年通り、巨人抜きの日本シリーズは視聴率的には苦戦を強いられることが予想されます」(テレビライター)
大いに盛り上がった今年の日本シリーズ。中継したテレビ局にとっては、黒田、大谷さまさまといったところだろう。
(文=田中七男)
「プロ野球日本シリーズ “地味カード”なのに……まさかの高視聴率連発で幕」の続きを読む
2016年10月20日 [04スポーツ, THE OUTSIDER, リングス, 前田日明, 最新芸能ニュース, 格闘技]
左から、坂巻魁斗、宮田和幸、前田日明、樋口武大、伊澤寿人
20日、リングスを主催する前田日明が都内で会見を行い、12月11日に開催を控えた“不良の格闘技大会”『RINGS/THE OUTSIDER ~横浜文化体育館SPECIAL~』の対決カードを発表した。
今回は、自らを前田の弟子だと語る宮田和幸率いる『BRAVE』との対抗戦が目玉。宮田は予定していた大会を取りやめてまで、リングスとの対決に臨みBRAVEの全トップ選手が出場するという。
まさに、師弟対決ともいえるこの対抗戦では、リングスから、渡辺竜也、伊澤寿人、朝倉海、Ryo、樋口武大が出場。対するBRAVEは、坂巻魁斗、加藤貴大、竿本樹生、エドモンド金子、辻真弘という顔ぶれ。BRAVEの若手、坂巻は「試合は個人じゃなく、チームで、みんなでやって勝っていくものだと思っているので、対抗戦でそれを見せられるなと思っています」と語り、リングスの伊澤は「負けっぱなしだったんで、年末スカッと勝てるように頑張りたい」と語っていた。
また、恒例のスペシャルマッチでは、BRAVEより芦田崇宏が参戦。芦田のマッチは、当初リングスより朝倉未来が登板する予定だったが、本人がこれを断固拒否。しかし、朝倉の「RIZINに出場したい」という声が関係者から伝わっており、前田は「彼が何をしたいのかよくわからない」と困惑。さらに、芦田は朝倉を「そんなに『RIZIN』に出たいなら、僕を倒してから出ればいいのに。……もう、彼には興味ないんで」と切り捨てた。
芦田崇宏
芦田の対戦相手は、P’sLAB所属の渡慶次幸平が引き受けることに。BRAVEの宮田は「どっちにしろ、芦田はいい試合するんで。楽しみにしていてください」と前向きに語っていた。
「「もう、彼には興味ないんで」とピシャリ! 波乱が予想される『RINGS/THE OUTSIDER』開幕目前!」の続きを読む
2016年10月20日 [04スポーツ, W杯, サッカー, ハリルホジッチ, ラモス瑠偉, 不倫, 最新芸能ニュース]
ラモス瑠偉 公式サイトより
「FIFAワールドカップ2018ロシア大会」を目指すサッカー日本代表が、苦境に立たされている。
アジア最終予選の初戦でまさかの敗戦を喫し、「現在の予選方式となったFIFAワールドカップ1998年フランス大会以降、アジア最終予選で初戦が黒星だったチームはすべて予選敗退に終わっている」というジンクスを背負って4試合を消化したものの、現在の順位は3位。つまり、このままだと、プレーオフに回らなければいけない。
サッカーライターたちは、「現在のワールドカップ出場の確率は50%で、出場できなければサッカー界は出版不況の極寒になる」と頭を抱えている。ザッケローニ前監督や、アギーレ元監督時代は、アジアで確固たる地位を築いていたものの、ハリルホジッチ監督率いる今の日本代表は「アジアの相手にリスペクトされていない」(本田圭佑)。そのチームの長であるハリルホジッチ監督は、最近では「代表のGKは身長190センチ以上が基準になるが、日本には190㎝を超える選手がいない」などと、まさかの責任転嫁。そんなことはわかっていただろう、と突っ込みたくなる言い訳発言がまたも飛び出しているが、選手たちにはそんなハリルホジッチ監督以上に頭を悩ませている件がある。
それは不倫報道だ。今月に入り「女性自身」(光文社)がジュビロ磐田の藤田義明の不倫、さらに新婚のラモス瑠偉氏の女性との車中キスを報じている。ネームバリューがあるラモス氏はまだしも、失礼ながら全国的には無名の藤田の不倫が報じられたことに、多くのJリーガーが焦っているというのだ。あるサッカーライターは言う。
「プロ野球選手はたびたび不倫を報じられていますが、スポーツ選手に不倫はつきもの。それはJリーガーも同じです。体力が有り余っていますから。でも、Jリーガーには、そこまでネームバリューがないので、今まで報じられることはなかった。とある有名監督や、元日本代表選手の中にも不倫をしている人物はいて、知る人ぞ知る情報だったのですが、世には出なかった。ところが今回、週刊誌がJリーガーの不倫を報じた。多くの元監督含め、現役の選手たちも『気を付けないとヤバイ』と焦っていますよ」
今年初めのベッキーの不倫騒動から、世間の不倫に対する目は、以前にも増して厳しくなっている。それに呼応するように週刊誌も不倫スクープを連発しており、その矛先はJリーガーにまで向けられてきた。次に不倫を報じられるのは、誠実そうに見える、誰もが知るあの元監督や現役選手かもしれない……。
(文=TV Journal編集部)
「ラモスはまだしも、無名選手までターゲットに……相次ぐサッカー人の不倫報道に、日本代表選手も戦々恐々!?」の続きを読む
2016年10月11日 [03カルチャー, 04スポーツ, 05本, プロ野球, 巨人, 最新芸能ニュース, 本, 野球, 野球賭博]
<p> クライマックスシリーズでDeNAに敗れ、今シーズンを終えた読売ジャイアンツ。2016年は球団にとって、球場外でも苦しい1年となった。</p>
<p> 2月には、OBの清原和博氏が覚せい剤取締法違反で逮捕され、3月には、昨年膿を出し切ったはずの野球賭博問題で高木京介投手が謝罪し、契約解除。さらに、昨年野球賭博で解雇された笠原将生元投手、松本竜也元投手は練習中も「声出し」(試合前の円陣で声出しをした選手は、チームが試合に勝った場合にはほかの選手たちから祝儀として現金を受け取り、負けた場合には逆に全員に現金を支払うというもの)と呼ばれる賭けに興じる選手たちの姿を証言。その結果、桃井恒和球団会長、白石興二郎オーナー、そして、「ナベツネ」こと渡邉恒雄最高顧問の引責辞任が発表された。</p>
<p>「週刊文春」(文藝春秋)記者・西崎伸彦氏は『巨人軍「闇」の深層』(文春新書)において、それらの問題を巨人軍が抱える構造的な問題と看破している。「紳士」たるはずの巨人選手に、いったい何が起こっているのだろうか? <br />
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「野球賭博、覚せい剤、女性問題……腐敗止まらぬ、巨人軍の「闇」」の続きを読む
2016年10月8日 [04スポーツ, サッカー, 岡崎慎司, 最新芸能ニュース, 海外, 清武弘嗣, 香川真司]
スカパー!『UEFAチャンピオンズリーグ』番組サイトより
日本国内での海外サッカー放映権争いは激化している。一口に海外サッカーと言っても、全ての主要リーグを網羅するにはいくつもの放送局と契約しなければならない。スペイン・リーガエスパニョーラを観るならWOWOW。ドイツ・ブンデスリーガを観るならJ SPORTSといった具合だ。これにイギリスのライブストリーミングサイト「DAZN(ダ・ゾーン)」が参入し、争いはこれからもドンドン激化していくだろう。来年には日本のJリーグさえも、国内の放送局で観ることができなくなってしまうかもしれない。
この争いを、チャンピオンズリーグの放映権で抜け出そうとしているのがスカパー!だ。ヨーロッパ最強のクラブを決めるチャンピオンズリーグは、W杯よりもレベルが高いとされている。これさえ押さえておけば、今の世界のサッカー情勢がわかるという大会だ。
しかし、スカパーが満を持して仕掛けたこのチャンピオンズリーグのCMが、盛大にやらかしてしまっていると話題になっている。
「チャンピオンズリーグ出場クラブに所属する香川真司(ドルトムント)、清武弘嗣(セビージャ)、岡崎慎司(レスター)を起用したスカパーのCMがサッカーファンの間で話題になっていますね。内容は、レアルマドリードについて香川と清武が熱く語り合っているが、対戦経験のない岡崎はその話に入っていけないといったもの。話の内容やディテールなどにリアリティがあって、最初はすごく評判がよかったんです。ですが、フタを開けてみれば、3人とも不調によりチャンピオンズリーグに1試合も出られていないんです。香川に至っては、岡崎を蚊帳の外にしたレアル戦で、自身がベンチの外にまで追いやられています。CMを観てスカパー!と契約しようとした人も、この現状を知って思い留まっているでしょうね。スカパー!としては飛んだ計算外です」(スポーツライター)
移籍したばかりの清武はともかく、香川と岡崎が所属クラブで満足に出場できていないのはかなりの問題だ。日本代表でもキープレーヤーになる彼らだけに、一刻も早く復調してチャンピオンズリーグで活躍する姿を見せてもらいたい。
(文=沢野奈津夫)
「香川、清武、岡崎のCMが盛大にやらかす! 狂いまくったスカパー!の算段とは?」の続きを読む
2016年10月7日 [04スポーツ, Jリーグ, サッカー, ジュビロ磐田, 最新芸能ニュース]
<p> 不倫が報じられたサッカーJリーグ「ジュビロ磐田」の藤田義明に、安い口止め料の提示でかえって相手女性を怒らせ、一部始終を暴露されたことが伝えられるが、提示した額は別のチームメンバーの“不倫和解”にならったものだというウワサがある。</p>
<p>「実は、藤田の飲み仲間でもあるチームメイトにも昨年、不倫騒動があったんです。これは幸いマスコミにバレず、表にならなかったんですけど、相手女性と別れるのに20万円を渡したという話で、当人が自慢げに漏らしていたことなんです。彼と仲の良い藤田が『俺もそのぐらいの値段でいけるのか』と勘違いしたとしても不思議じゃないですよ」(チーム関係者)</p>
「不倫暴露されたジュビロ磐田・藤田義明“口止め料20万円”提示の意外な根拠とは?」の続きを読む
2016年10月7日 [04スポーツ, W杯, サッカー, 最新芸能ニュース, 松木安太郎]
劇的すぎる逆転0勝利だった。
「FIFAワールドカップ2018ロシア大会」を目指すサッカー日本代表は、前半25分にラッキーな誤審で先制点を奪ったが、警戒していたセットプレーでイラクに得点を奪われ、同点に追いつかれる。その後、ビッグチャンスも作れずに引き分け濃厚の空気が漂っていたアディッショナルタイム。交代出場した山口蛍が、こぼれ球を見事なボレーシュート。采配ずばりのハリルホジッチ監督は、ここ1週間の記者会見で見せていた陰うつな表情がウソのように高揚していた。
この試合と、11日火曜日に行われるオーストラリア戦のメンバー発表の会見では、「監督は言い訳でないとおっしゃるが、私には言い訳にしか聞こえない」と、監督就任以降、初めて厳しい質問を記者から浴びせられ、「あなたに理解する能力はあるのか?」と、いら立ちを隠さなかったハリルホジッチ監督。さらに、イラク戦前日会見では、イラクの記者からも「最近の日本代表のサッカーはそれほどレベルが高くないように見えるが、なぜだと思うか?」と言われる始末。そういった質問への対応を見ていたサッカーライターたちは「ハリルホジッチ監督は打たれ弱いから、よくしゃべるのではないか」とあきれ顔だった。
そんなハリルホジッチ監督は、交代で入った選手の逆転ゴールにご満悦だったが、そもそも失点は、ハリルホジッチ監督が招いたものでもある。というのも、UAE戦に続き(参考記事)、ベンチの混乱が原因だった。
失点する前、日本ベンチは、選手交代をどうするかでバタバタしていた。セットプレー前に、テレビ中継の解説を務めた松木安太郎氏も、その点を指摘していたが、不安が的中してしまい、失点を喫する。これには、ポジティブキャラの松木氏も「選手交代しようとしていたから、選手はベンチを見るんですよ」といら立った様子を見せる。その後も「ベンチがバタバタしすぎ」と、いつものキャラがウソのように、ハリルホジッチ監督への不信感を表していた。サッカー関係者は「松木さんが地上波の場で、ああいった発言をするのは珍しい」と驚いていた。
「松木さんは、監督として結果を出してから解説者になったまれなタイプ。本来は戦術家です。ただ、『サッカー番長 0号』(飛鳥新社)でミーハー的応援解説者の本音を語っているように、テレビ局に求められている“熱血おじさん”を演じている。その松木さんが、マニアックなことに言及するということは、よほどハリルホジッチ監督の手腕に疑問を持っているんでしょう」(同)
では、ハリルホジッチを解任すべきなのか? サッカーライターたちに問うと、「ダメな監督の時のほうが日本は強い。W杯日韓大会2002年のトルシェ監督、南アフリカ大会2010年の岡田武史監督の時のように。そういった意味では、アジア予選を突破できるのならば、ハリルホジッチ監督でいいのかも」とのこと。いずれにしろ、解任運動は11日までは起こらなそうである。
(文=TV Journal編集部)
「ポジティブキャラの松木安太郎にも見放され、失態続くハリルホジッチに「ダメな監督の時のほうが日本は強い」の声」の続きを読む
2016年10月6日 [04スポーツ, RIZIN, テレビ, 最新芸能ニュース, 格闘技]
<p> 25日にさいたまスーパーアリーナで行われた総合格闘技イベント『RIZIN FIGHTING WORLD GP 2016 無差別級トーナメント』のテレビ平均視聴率は、多くのメディアが「8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)」と強調し、「健闘した」という論調で伝えていたが、これは2部構成の後半部分の数字であり、実際の全体平均は7.2%と低調なもの。前半は6.2%で、主要6局中、最下位だった。つまり、各メディアが煽るほど「大健闘」だったわけではないのだ。</p>
「格闘技『RIZIN』視聴率“大健闘”報道の違和感「実際には時間帯最下位だったのに……」」の続きを読む
2016年10月3日 [04スポーツ, サッカー, 最新芸能ニュース, 本田圭佑, 海外]
先頃、サッカーW杯アジア最終予選のイラク戦とオーストラリア戦を戦う26名が発表された日本代表だが、これまで主軸を担ってきた欧州組の大半が所属先でベンチ要員であるにもかかわらず、選出されたことに批判が集まっている。
そんな欧州組の1人である本田圭佑(ACミラン=イタリア)だが、今夏FCバルセロナ(スペイン)に自らを売り込んでいたことが、スペイン紙の報道で明らかになった。
バルセロナといえば、リオネル・メッシ(アルゼンチン代表)やネイマール(ブラジル代表)といったワールドクラスのスター選手が所属する世界でも1、2を争うメガクラブ。全盛期ならともかく今は、はるか格下のミランですら、出場機会を得られない本田に居場所があるとは思えないのだが。
「バルサのスポーツディレクターを務めるアリエド・ブライダがミランの元スタッフだったことから、本田サイドが打診したそうですが、テクニックとスピードが不足していることを理由に、あっさりと断られたそうです。そりゃそうですよね(苦笑)」(サッカーライター)
2014年のブラジルW杯では、自身を過信して優勝の二文字を口にしたあげく、惨敗を喫して批判を浴びた本田だが、いまだに自信過剰の悪癖が抜け切れていないということか。バルサでメッシやネイマールと一緒にプレーできると考えるとは、正気の沙汰とは思えない。
「本人もミランでのプレーについては、いつクビになってもおかしくないと話しているだけに、はるか格上のバルサで活躍できるとはさすがに思っていないでしょう。ただ、日本やアジアでのマーケティングにおいて自分が多大な影響力を持っていることは自覚しているので、商業目的でもバルサが獲得してくれるかもしれないと、甘い期待を抱いたのかもしれません。バルサに入団できれば、ミランと同様にベンチ要員だとしても、本人としては自身のステータスが上がって、それはそれでいいと考えているのでしょう。試合に出られなくても、日本代表には選ばれるわけですから。現役引退後はビジネスの世界に進出することを公言している本田にとって、ミランの10番を背負い、バルサにも在籍したとなれば、大きな勲章となってビジネス上のメリットをもたらすはずです」(同)
残り少なくなった現役生活の花道を飾るべく、汲々としているのが現在の本田なのかもしれない。しかも、スポーツ的な観点ではなく、自身のステータスを上げることばかりに心を砕いているようにしか映らず、見苦しいことこの上ない。こんなことがまかり通ってしまうのは、日本代表に正しい競争原理が働いていないからだろう。
「ミランでもベンチなのに……本田圭佑“バルサに売り込み”怪行動の裏事情」の続きを読む
2016年9月29日 [04スポーツ, W杯, サッカー, ハリルホジッチ, 最新芸能ニュース]
29日、サッカーロシアW杯アジア最終予選メンバー発表会見が行われた。選ばれた26名の顔ぶれは、いつもとほぼ変わりはなく、唯一のサプライズと言えるのは、今年3月に代表合宿に追加召集されていた永木亮太(鹿島アントラーズ)の初選出くらいだろうか。
ハリルホジッチ監督は兼ねてから「クラブでの出場機会がない選手は召集しない」と明言していたが、今回も召集された香川真司(ドルトムント=ドイツ)、本田圭佑(ミラン=イタリア)、清武弘嗣(セビージャ=スペイン)、岡崎慎司(レスター・シティ=イングランド)、宇佐美貴史(アウクスブルグ=ドイツ)、川島永嗣(メス=フランス)は、今季のほとんどをベンチで過ごしている。このことに関してハリルホジッチは、それぞれのクラブでのライバルの強力さや、試合に出れなくても精神的な支柱になれるといった、自身の発言の矛盾について言い訳とも取れる趣旨の説明を行った。
さらにハリルホジッチは“言い訳ではないが”という言葉を随所に散りばめ、レギュラー組の試合勘不足や長距離移動、アジアでの環境の苛酷さを訴え、ここまで芳しくない成績の説明に終始した。
そのことに関して「言い訳にしか聞こえない」と記者から質問が飛ぶと、就任してからどれだけ勝つために努力してきたかを事細かに説明することで内容をはぐらかし、挙句の果てに、その記者に対して「サッカーを知らない人間に言う権利があるのか?」と、逆ギレとも取れる内容の発言をしてしまった。
「Jリーグのいい所をひとつお願いします」という質問には、「スピードが少しある」と答えるも、聞かれてもいない海外とのレベル差を一から説明し、いかに自分が置かれている状況が厳しいかを訴えた。さらに、話が長すぎるハリルホジッチに対して「イラク戦とオーストラリア戦の勝ち点についての目標を“シンプル”にお願いします」との質問が別の記者から飛ぶが、2カ国の強さを説明し、明確に勝ちが目標なのか、引き分けが目標なのかを“シンプル”に答えることはなかった。
「日本代表が弱くなった理由のひとつに、ハリルの話が長いからというのは間違いなくあります。ハリルは1の質問に対して、10返してしまう癖があるんです。そのせいで選手、協会、ファンがハリルの伝えたいことを受け止め切れないんですよ。話が長すぎて、ミーティング中に若手の選手が寝てしまったこともあるくらいですから。それも日本代表の合宿でなんて、ありえないですよね。さらに、興奮すると通訳の発言が終わる前に次の話を始めてしまって、言葉がバッティングするんです。記者会見でそれですから、もっと興奮しているハーフタイムの指示なんて選手はまるで聞こえてないんじゃないですかね。聞き返したら聞き返したで、必要以上に情報を飛ばしてくるので、選手は大変だと思います。まるでウザイ上司ですよ」(スポーツライター)
ハリルホジッチが日本サッカーを強くするために必死になっていることは間違いない。しかし、その情熱からか伝えたいことが多すぎて、選手やファンは混乱してしまう。もう少し余裕が持てればハリルホジッチも変わってくるのかも知れないが、今の代表を考えると、その前に退任させられる可能性も少なくなさそうだ。
(文=沢野奈津夫)
「ハリルホジッチは完全にウザイ上司! 日本が弱くなったのは、選手が話を聞いてないからか?」の続きを読む